Twitterをカラム形式で利用できるTwitterが公式で提供しているウェブアプリ「TweetDeck」が7月3日に強制的に新バージョンになりました。
そして今後利用するには有料のTwitter Blueへの加入が必須になりそうです。
旧バージョンのTweetDeckは使用不能に、30日後には有料のTwitter Blueへの加入が必須に
「TweetDeck」は旧バージョンでツイートが読み込めなくなる状態となっていましたが、7月3日に新バージョンへ強制移行となりました。
新バージョンの「TweetDeck」では、ツイートや通知など各情報をカラムで並べることができ、さらにそれを「デッキ」という機能によって複数切り替えることができます。
デッキによって切り替えられる機能は便利ですが、しかし旧バージョンと比べて各カラムのタイムラインが大きすぎたり、複数アカウントの異なるカラムを並べることもできなくなっており、旧バージョンに慣れているユーザーからは不満の声が上がっています。
TweetDeck の新しい改良版をリリースしました。すべてのユーザーは、左下のメニューで [新しい TweetDeck を試す] を選択することで、 https://tweetdeck.twitter.com経由で保存した検索とワークフローに引き続きアクセスできます。
以下に、製品の開始と将来に関する注意事項を示します。
- 保存した検索、リスト、列はすべて新しい TweetDeck に引き継がれます。アプリケーションを初めてロードするときに、列をインポートするように求められます。
- TweetDeck は、完全なコンポーザー機能、スペース、ビデオ ドッキング、投票などをサポートするようになりました。
- TweetDeck の Teams 機能は一時的に利用できなくなりますが、数週間以内に復元される予定です。
- TweetDeck にアクセスするには、30 日以内にユーザーが認証される必要があります。
詳細については、こちらのヘルプセンターをご覧ください。
さらに公式Twitterでは今回の「TweetDeck」のリリースの発表と同時に30日以内にユーザーが認証される必要があるとツイートしました。
このことから以前からウワサされていたとおり、「TweetDeck」は有料のTwitter Blueへの加入が必須となりそうです。
旧バージョンの「TweetDeck」に戻す方法は?
残念ながら強制移行によって旧バージョンの「TweetDeck」に戻す方法はなく、仮に戻しても利用できないTwitter APIを利用しているためエラー状態でHOMEのカラムしか利用できないため、新バージョンの「TweetDeck」を利用するしかなさそうです。
そしてその一方で7月6日にMetaがTwitterの競合サービスとなる「Threads」をサービス開始する予定となっています。