ITmediaがiPhone 6/6 Plusを2年運用した場合、キャリアとSIMフリー版の金額がどうなるか掲載されていました。
まず、iPhone 6もiPhone 6 Plusも各キャリアとも同じ価格となっています。iPhone 6が2年契約で実質負担額0円、iPhone 6 Plusが2年契約で実質負担額12,960円(月々540円)です。
それらに料金プラン、ISP(インターネット接続サービス)、データ定額制プラン(2GB)を加えると、iPhone 6は2年間で約17万円、iPhone 6 Plusは2年間で約18万円の負担となります。
対して、格安SIM運用のSIMフリーiPhoneはどうでしょう。今回は格安SIM大手の「OCN モバイル ONE」と「IIJ mio(みおふぉん)」で検証してみましょう。
photoキャリア版も格安SIM版も、条件としては2Gバイト利用できるデータ通信プランに加え、通話できる料金プランという組み合わせです。
格安SIMも同様の条件で比較していますが、音声通話(070/080/090番号)を提供していない「OCN モバイル ONE」は、050番号で通話できる「050 Plus」を加えています。
ちなみに、「050 Plus」は通常月額324円ですが、「OCN モバイル ONE」とセットにすることで月額162円にて利用することができます。
結果としては、最初に本体料金がかかってしまうものの、SIMフリー版iPhoneと格安SIM運用のほうが安いという結果となりました。「OCN モバイル ONE」では価格差6万円以上あります。これはスゴイですね!
結果としてはキャリア以外のMVNOによるSIMとSIMフリー版iPhone 6/6 Plusの組み合わせが最初に本体価格が大きくかかりますが、トータルでははるかに安く済むようです。
ただし、キャリア契約ゆえのメリットもあったり、格安SIMにもデメリットもあったりするので、よく見比べて自分に一番あった選択をするのが良さそうですね。