サガン鳥栖のキム ミンヒョクが鹿島アントラーズのMF金崎夢生選手の顔を踏みつけた問題に関して公式戦4試合の出場停止処分がくだされました。
キムは今月3日に行われたJ1第1ステージ第4節・鹿島―鳥栖戦(カシマ)において、鹿島のMF金崎夢生(26)に対するホールディングの反則により、主 審から警告を受けた。だが、その際、倒れた金崎の顔面を左足で踏みつける行為が映像で確認され、鹿島はJリーグ規律委員会に申し立てをしていた。
規律委員会では、このキムの行為を映像を用いて確認して検証。審判員、マッチコミッショナーやキムにも事実関係を確認した。その結果、キムの行為は「選手 等に対する暴行・脅迫および一般大衆に対する挑発行為」に該当し、試合中に審判員が確認できなかった「極めて悪質な行為」と判断、4試合の出場停止処分と した。
問題の映像はこちら。
スパイク履いてですからねえ。ゾッとします。
ネット上を見ると韓国の代表だからと韓国を非難する声も大きいですが、それはすべき行為ではないと思いますけどね。
とはいえ、4試合の出場停止はこのプレーではちょっと甘いのではと思います。
キム ミンヒョクだけじゃない、田中マルクス闘莉王や森勇介などのラフプレーも・・・
今回の件は顔面を踏みつける、さらに韓国籍というのがより拍車をかけていますが、じゃあ他のJリーガーは?と言われると悪質なラフプレイヤーもいるわけで。
この“極めて悪質な行為”に対し、Jリーグはキムに公式戦4試合の出場停止処分を科した。だが、「この出場停止処分では何も変わらない」と、あるサッカー関係者はいう。 「今までも、こういった乱暴な行為をする選手はJリーグにいました。そして、出場停止にもなっている。たとえば、田中マルクス闘莉王(名古屋グランパス)や森勇介(SC相模原)が相手に肘打ちするシーンは、結構あります」(同)
確かに、闘莉王の肘打ちはYouTubeの映像で確認できる。森に至っては、Wikipediaにラフプレーの数々が記されているくらいだ。彼らが幾度となく問題行動を起こしている事実からも、出場停止が抑止力になっていないのは明らかである。さらにいえば、彼らの行動が、今回のように批判されてきたわけではない。 「サッカー専門媒体が、選手個人を批判するのは難しいでしょう。
たとえば、闘莉王や森は人望がない選手ではないので、彼らのことを悪く書くと、ほかの選手からコメントを取りづらくなる恐れがあるからです。今後の関係のことを考えても、オピニオンは抜いて、事実関係だけを書く媒体がほとんどだと思います」(同)
今後は少なくとも悪質なプレーに関しては今より厳しくしていって欲しいものです。